エンジニアで年収4ケタってどうやったらなれるの?稼いでる人に聞いてきた
の記事の中で、年収が4桁のシステムエンジニアが
「技術と営業のシナジーが起きれば勝手に給与は上がっていくと思うし、全員4ケタの年収を得ることも夢ではないですね。あとコミュニケーション力とかも必要ですが、それについては周囲の人がマネージメントをしっかりしてあげる、と。」
と発言していました。
これは皆さんの組織ではできていますが?
とくにMVNOのUQmobile、LINEモバイル、ワイモバイルは頑張って昼の通信速度も低下しにくい優秀なMVNOなのですが、テレビやネットでの広告では、私の知る限り全く速度の優位性を宣伝していません。
もちろん「経営状態次第では速度低下もやり得るので、通信速度を売りにはできない。技術部門による通信速度維持が成されているのなら口コミで高い評価が広がる様に工夫する。」と言う気持ちもわかります。が、やはりUQmobile、LINEモバイル、ワイモバイルの良さを知っている私としては寂しいですね。特にワイモバイルについては去年、店頭で売り込みをしている店員に速度の優位性について知っているか確認しましたが、知りませんでした。
技術部門の人たちは速度維持のために頑張っていますよ。営業の皆さん、本当にそれを理解して売り込めていますか?という印象を消費者としては持ってしまいます。
技術部門の人たちが通信品質を維持向上させようと奮起している中、「技術と営業のシナジーだ!」とか言いながら「そんなもの要らないから、もっと占いサービスとかスイーツ紹介系サービスとか追加してよ。マーケティング理論でいうと、それが一番利益が出るから」とか言って技術部門の人たちの足を引っぱっていませんか?それではただのコミュニケーション障害であって技術と営業が互いに憎しみ合う「技術と営業の負のシナジー」になってしまいます。
(参考:
営業と現場の乖離(かい離)と縦割りについて @注意 @社会考察)
大手にはできない、自分たちMVNOにしかできない事を技術と営業でお互いに話し合って「それ良いね!」と両者納得できる事業を行なっていけるように音頭をとるのが、マネージャーの役割です。現在と将来の待遇分のお仕事を期待しております。
具体的には、
先の引用記事内で「基本的にはエンジニアは技術力が大事ですよ。特に営業の人が『これはすごすぎる。売りたくてしょうがない』と泣いて喜ぶレベルの圧倒的な作品を作り上げる技術力ですね。」と有りましたが、この「売りたくてしょうがないとは何か?」が営業部門から技術部門へきちんと伝わり、技術部門がその範囲で作れるもの、作りたいものを営業部門へきちんと伝わるようにし、その部門間での交流が何度も友好的に行なわれる様にする事がマネージャーの大事な仕事の一つです。両者の板挟みになって胃に穴が開きそうな人も居ると思いますが、事故しない程度には頑張ってくださいませ。
本当は営業部門の人も技術部門の人も、社内教育として営業と技術開発と経営を経験させる事が望ましいと思います。と、言うよりも本来は義務教育で、営業・技術開発・経営の教育をするべきなのですが、生徒会や部活の管理職を経験しない限りそれは無理っぽいです(しかもOn the job training と称して指導者がほぼ指導しない、「全部自分で考えてやれ。俺を煩わせるな。」という技術の伝承が成されない非教育的なものがかなり多そう)。
この国はまだまだ教育を充実させるだけの余裕が無い貧困国なので、難しいでしょうか。
教育への公的支出、日本なお低水準 13年OECD調べ
日本は教育に掛ける予算が少な過ぎ―実は先進国の中で最低クラス!
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