通常の解説では「DNAがヒストンに巻き付いて染色体を構成する」
https://www.toho-u.ac.jp/sci/biomol/glossary/bio/histone.html
程度の説明で終わりますが、どうやら好中球は細胞外にヒストンをぶちまけたり、細胞内に異物を取り込んだ袋(ファゴソーム)を形成してその中にヒストンをぶちまけたりして、病原体を攻撃しているようです。
https://www.astellas-foundation.or.jp/pdf/research/24/h24_34_saito.pdf
そう言えば、マクロファージも自身のDNAを細胞外にぶちまけて、それで病原体を投網の様にからめとって無効化しようとするらしいです。よって、免疫細胞にとっては染色体の構成物は病原体を排除するための道具扱いの様です。
パソコンですら敵排除のための鈍器に使ってしまう様な、臨機応変なたくましさを感じます(そう言えばリボソームもRNAを鉄筋の様に使って作られていましたね)。
下に続く・・・
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https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%B3#cite_ref-pmid_30886348_19-0
と言われているので、もしかしたらヒストンは単細胞生物しか居なかった時から、細胞内の免疫系として活用されて今日の多細胞生物の細胞外免疫系にも受け継がれているのかもしれませんね。
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