2021年放送の「かんさい熱視線 子どもの命を守れ~動き出した"チャイルド・デス・レビュー"」での話となります。道脇 幸博(武蔵野赤十字病院特殊歯科・口腔外科)らは医学的な情報からコンピューター上に作成された人体モデル
https://katosei.jsbba.or.jp/view_html.php?aid=872
で4歳児をシミュレーションした結果、1.2cmの標準的な大豆は、そのまま飲み込んでしまった場合に舌の付近の気道に詰まってしまいました。
80%ほど小さくした大豆でも同様に実験したところ、今度はその場所は通過しましたが、気管に蓋をする喉頭蓋を通過した直後に詰まってしまいました。
子供は親の言う事を聞かずに、特に大量に豆をほおばった場合は豆をよく噛まずに飲み込む可能性が有るため危険です。楽しいはずの豆まきが悲劇にならないように、炒り大豆を販売する業者には、こういったリスクを大きく表記する罰則付きの義務を政府が課すべきではないでしょうか。
下に続く・・・
このシミュレーションを行なった道脇氏は消費者庁に報告し、同庁は5歳未満の子供には硬い豆を食べさせないようにWebページで注意喚起はしているようですが、少なくとも2021年での節分のシーズンに私が購入した炒り大豆には、節分用として販売された炒り大豆も含めてそういった注意喚起は見当たりませんでした。「言われたから、とりあえず動いてみた」程度の人命軽視の対応ではないかと危惧しています。
他にも、ピーナッツやプチトマト、イクラやブドウでも窒息事故が報告されています。イクラは喉ではなく、肺内部の細い気管に詰まったものと考えられます。
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