■■■ Gmailの罠■■■
Gmailの自分のメアドからYahooの自分のメアドへメールを送った際に出てきたGmailの受信ボックスがこれです。
下記模式図の様に私はYahooのメアドからGmailに自動転送するように設定しているので、先ほどGmailから送ったメールがYahooのメアドから転送されて、もとのGmailに届いたようにGmailの受信ボックス上では表示されています(上図の送り主がmeと書かれているメール)。
【模式図】
GmailメアドA >(メール送信)> YahooメアドB >(自動転送)>
GmailメアドA
しかし、この時の送信先であるYahooのメアドBはすでに消したため、実は上のYahooメアドBには届いていませんし、その後の自動転送もされていません。
そのため、メール送信後にYahooのメールサーバから上図の様に「Massage not delivered(そのメアドには送信できていません)」と表示されているのです。
この「実際はメールが受信されていないのに、受信が成功して自動転送されてきた様にGmailが表示する罠」は少なくとも5年以上前から見られます。
さて、これでなぜ困るか? なぜこれが起きるか?というと・・・・
下に続く・・・
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■■■なぜ困るか?■■■
- Gmailから他人にメールを送る時に、きちんと発送されているか確認するためにBCCにGmail以外の自分のメアドを入れる
- インターネットショッピング等で新規アカウントを作る際に、登録しようとしている自分のメアドが有効か確かめるためにGmailから自分のメアドに送ってみる
という事をする人が居ると思います。しかし上記の様なGmailの罠が有ると、Gmailからのメールが届いてそれが自動転送によって送付元のGmailに届いたわけではないのに、届いたようにGmailが見せかけてきます。
これによって、
- Gmailからの発送が失敗している時
- 新規アカウント作成で無効なメアドを登録してしまった時
に気付けなくなってしまいます。
今のところ、Yahooのメールサーバーは受け取る際にメアドが間違っている場合は最初の図の様に「Massage not delivered」と警告してくれますが、スパムメール対策などで、そういった警告をしてくれないメールサーバーが有りえます。
下に続く・・・
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■■■なぜこのような事が起きるか?■■■
Gmailから送付したメールが、送り先のメアドの自動転送によって送り元のGmailのメアドに届くと、Gmailのシステムは「このメアドに送ったメールはまたGmailの送り元に自動転送される。それなら、自動転送されたメールが届いた事を確認しなくても、届いたように表示して良いだろう」というように記憶し実行するようです(メールサーバー負荷軽減のためでしょうか?)。
そのため、最初に自動転送によって届いたメールがGmailの受信ボックスに表示されるまで、送信から数秒かかりますが、2度目以降に自動転送でGmailに届いたとされるメールは瞬時に受信ボックスに表示されるようになります。
正直やめて欲しいですが、わざわざこの様な機能をGmailが付けたという事は、サーバの負担軽減などGoogle側には何らかのメリットが有り、今後も存続し続けるのでしょう。利用者が気を付けるしかないようです。
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