■症状:Windows8.1の起動が普段は1分以内で済むにもかかわらず、2~4分程度かかる様になった。Windowsのイベントビュアーになにも記録されていない時間が起動時に2分程度存在する。
■原因:休止状態が有効になっていた。(しかし、別PC(Windows10)ではこのような現象は起きなかった。個体差?OSの差?)
■解決方法:休止状態にする直前だけ休止状態を有効にする。
一時的な対処法は下に続く・・・
スポンサードリンク
■■■ 一時的な対処法 ■■■
普段は休止状態をOFFにしておき、どうしても休止状態に入りたい時は、休止状態をONにしたあと休止状態に入るコマンド
powercfg.exe /hibernate on
%windir%\System32\rundll32.exe powrprof.dll,SetSuspendState
をバッチファイルで実行し、再起動する際は、休止状態をOFFにして再起動するコマンド
powercfg.exe /hibernate off
shutdown -r -t 0
をバッチファイルでを実行する事を推奨します。
ただし、「shutdown -r -t 0」はWordなど未保存のファイルがあっても問答無用で再起動してしまうので、使用前は全てのウィンドウを閉じておく事をお薦めします。
下に続く・・・
スポンサードリンク
■■■ 追加実験 ■■■
「powercfg.exe /hibernate
on」コマンドで休止状態を使えるようにしようとすると、powercfg.exeのCPUの使用率が急激に上がり、マウスカーソルは動くものの、ほとんどのウインドウが操作できなくなり、「Ctrl+Alt+Del」も効かなくなりました。
この時にProcess Explorerで確認すると普段ならほとんどCPUを使用しない下図のpowercfg.exeのスレッドの!RtlUserThreadStartがCPUのコアの一つをフルに使用していました。
数分待つと元に戻り、休止状態に入れるようになりました。ただし「powercfg.exe /hibernate off」で休止状態を使えなくする作業は問題なくすぐに完了します。
このことから、やはり今回のトラブルの原因は休止状態関連に有りそうです。
(コメントされる場合はコメントの最初にjjjjと入れて下さい。無い場合はスパムとみなされてしまいます。 English comments will be welcomed. If you have any comments, please write 'jjjj' at first of your comments OR spam filters will delete your comments.)
スポンサードリンク
0 件のコメント:
コメントを投稿