最近のアニメには珍しく、専用で作られたオープニング用の楽曲らしいです。
はまる人はハマる小説・マンガなので、ハマったスタッフが頑張ったのでしょうか?
■以下、歌詞です。
Chained onto me, my adolescent dreams
鎖で繋がれたかの様に忘れることができない、幼ない頃の記憶が夢に出てくる。
Pulling, drags me deep
逃げる事はできない。深みに引きずり込まれていく。
All my body, exposed
この全身の皮に、
Marked up by your shadows
お前達ゴブリンの陰(残酷な記憶、狂わされた人生)が刻み付けられている
Tighten up Nump your sense
気を引き締めろ。感情と良識は殺せ。
No fairness is needed for pigs
ゴブリンどもに情け容赦は不要だ(or 神々の駒ごときに公平性などない。運命のサイコロに従うしかない。)
Laughters above
上で笑っている奴らがいる(or ゴブリンどもの下劣な嘲笑が降り注ぐ)
Playful smile
神々の無邪気で愉快そうな笑いだ(or 残虐で見下した笑いだ)
Die get rolled
奴らの遊びで賽(サイコロ)は投げられ、状況は決まっていく
Bathe in sorrow
そして悲劇で満たされる
My tomorrow is buit up on your flesh
お前達ゴブリンを毎日殺し続けて、死屍累々にしてやる
Slay the last of your kind
ゴブリンどもは皆殺しだ
To reclaim what's rightfully mine
お前達が俺に空けた穴を埋めるために
(ゴブリンスレイヤーはゴブリンによって奪われた人並みの日常を送れず、ゴブリンの殺戮に自分の日常を見出した、とも言えます。)
以降の歌詞は創作語の様で、様々な耳コピが有りますが、余り意味はないでしょう。
下に続く・・・
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■雑記
ゴブリンスレイヤーのオープニングの途中で斬られたゴブリンがサイコロに変わるシーンが有りますが、小説にこの様な表現は見当たりません。ただし、小説版の世界では神々がボードゲームで遊ぶ際に振ったサイコロによって、人の世界の戦闘イベントが決まります。よって、ある意味ゴブリンはサイコロで作り出されていると言う事ができ、斬られたゴブリンがサイコロに戻っていく、という世界観をオープニング製作者が作り出したのかもしれません。面白いひねりです。
無数のサイコロから血がにじんでいるシーンも有りましたが、神々の振るサイコロが時としてもたらす残酷さを表しているのでしょう。出目が悪かった冒険者たちは当たり前の様にモンスターに屠られていますからね。
■小説版から学ぶべきもの:
慈悲無き世の中でも、常識を超えて生き残る具体的な生き方の一端
小説版では神々が「ああ、このサイコロの目が出てこの状況になっちゃった以上、この駒(ゴブリンスレイヤー)は死ぬな」と思っても、ゴブリンスレイヤーは持ち前の事前準備と機転、そして「普通は死ぬ?そんなの知った事か」という諦めの無さと常識に全くとらわれない姿勢で生き残ります。そして神々を驚かせます。
その姿勢は我々でも十分学べ、活かせるでしょう。淡々と確実に依頼をこなす姿勢も学ぶべきです。
他の登場人物も、普段なら「ファイアーボール!!」で終わりそうな魔法詠唱を、点火、増長、投射の3つに分けて考え、魔法使用回数が限られた大ピンチの時に増長の部分だけを何回も唱えてそこに大声で叫んで、発生した大音量で周囲の敵を気絶させる、という常識にとらわれない、機能的な工夫を行なっています。
こういう、役割(本来の使用方法)ではなく機能などに分解して組み合わせて工夫する能力は実生活でも重要だったりします。
■残念なところ:
アニメ版ゴブリンスレイヤーの装備がキレイすぎる(小説ではゴブリンに匂いで気づかれにくくするために、装備をゴブリンの血と臓物でわざと汚しています。周囲から嫌がられているのでココまでのストイックさは見習わない方が良いですね)。
■学んではいけないもの:
ゴブリンスレイヤーの言葉遣い(仲間に囲まれて、配慮できるように成長しつつありますが、まだ無駄に自他ともに傷つけるしゃべりですね~)
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